歯を失って悩んでいませんか?
天然の歯とほとんど変わらない機能や外観を回復できます。
虫歯や歯周病、突然の事故など、人はさまざまな原因で歯を失います。
それにより今まで食べていたものが思うように食べられなくなる、また今までと同じ感覚でお話ができなくなる。人前で自然な笑顔が作れない、年老いて見えるのが気になるなど心の問題にまで深くかかわってきます。
一般的にはブリッジや入れ歯が歯を失った場合の治療法として知られております。
治療方法として歯を失った部分のあごの骨に人工の歯根を埋め込みその上に歯を差し歯のように作るというものです。一見聞くと怖い感じもありますが十分な局所麻酔のもと痛みなく治療が可能です。
長期間にわたる生物学的な研究により、チタンと骨の組織が一体化することが科学的に証明されました。これらの基礎研究から外科学、補綴学まで、ハード・ソフトの両面から研究開発が積み重ねられています。このような綿密な調査・研究により、長期にわたる良好な予後が期待できる、信頼性の高いシステムが確立したのです。
ブローネマルクシステムのインプラント療法は、現在、30を超える国々で行われています。この30年間で約60万人の患者さんが治療を受け、快適な生活を手に入れました。1983年に初めて導入された日本では、まだなじみが浅いかもしれません。しかし、ブローネマルクシステムは世界各国でインプラント治療の代名詞として広く知られているのです。
ひと口にインプラントといってもさまざまなシステムがあり、その基づく理論や特性、治療法、安全性はそれぞれ異なります。ブローネマルクシステムによるオッセオインテグレーテッド・インプラントは、1952年にスウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が、チタンと骨が完全に結合することを偶然発見したことから生まれたものです。博士はその後13年間、綿密な基礎実験と動物実験を重ね、チタンがある一定の条件で骨に埋入された場合、チタンに対する骨の拒否反応は全くといってよいほど起こらず、そればかりかチタンの表面を覆う酵素の膜を通して強い結合が生まれることを確信しました。そして1965年、初めて人工歯根としての臨床応用をスタートし、以来、最も信頼性の高い歯科インプラントとして世界中で使用されています。
インプラント治療を適切に行うためには、あごの骨の状態を詳しく調べることが必要です。そこで、治療前にCT画像診断を行っております。
従来のX線撮影は、歯の様子を診たり虫歯の治療をするのにはとても役立ちます。
一方、インプラント治療においては、あごの骨の状態を調べることが重要となります。骨の硬さや形、神経の位置は一人一人異なります。
CTで撮影した画像からは、あごの骨の形や硬さが分かるだけではなく、鼻の病気や口腔内部の炎症なども事前に調べることができます。
当院ではCT撮影画像を患者様からいただき、それらをコンピュータ上で解析し、画像診断ソフトSimPlant®(シムプラント)システムを使用し、リアルな3D画像で、あごの骨の状態を見ながら、診査・診断・治療計画を行います。
これらの情報に基づき、適切なインプラント治療を3Dで計画します。
SimPlant®(シムプラント)システムによる、より的確な治療計画と患者さん毎に作成されたサージガイド(インプラントをより安全に埋め込む事を目的に作られたツール)を使用した場合、より的確に安全にインプラントを埋入することができます。予測性の高い治療で、治療に伴うリスクを軽減します。当院ではこれらの情報に基づき、適切なインプラント治療を3Dで計画します。